top of page

​えいとまん プロフィール

_DSC0261.JPG
photo : akihiko uzawa

幼少期、遊び場の一つだった玄関脇の応接間。そこに鎮座するステレオ電蓄で聴いていたSP盤のグレンミラーオーケストラ、映画音楽などが洋楽の初体験的。ピアノは小学生の時に聴いて頭をぶん殴られたアウトゥール・ルービンシュタインのベートヴェン4大ソナタのレコードがきっかけ。兎に角月光の曲が弾きたくて習いに通ったのが始まり。

 

ピアノを習っている間も、クラシック以外の音はたくさん耳に入ってきた。12歳の頃にはFEN(今のAFN)を聴きながら就寝。その頃はTV小僧でもあり、当時多かった歌番組やアニメを視聴。歌謡曲からGSからアニソンまで豊富に頭の中にたくさん流れ込んできた。

中学でBeatlesに目覚め、高校からはギターも手にしたが、上手い友がたくさん居たおかげもあり、バンドでは結局唄プラスにキーボード。高校で組んだCSN風バンドは自校の文化祭は元より隣接の女子大付属高校の文化祭にも、登校途中のレコード屋さんの店頭ライブにも、地元界隈の市民会館ライブコンサートにも出没。また別に結成したPOPバンドではYAMAHA主催POPCONにて中野サンプラザ、今は無い読売ホールを経て、つま恋本選会までコマを進める。

 

洋楽はポップスを中心にジャンルに関係なくカオスの如く、影響を受けたミュージシャンは綺羅星の如く。キーボードプレイヤーに限っても、ビリープレストン、リックウェイクマン、キースエマーソン、エルトンジョン、ジョーサンプル、ビリージョエル、マッコイタイナー、ジョーザビヌル、深町純、矢野顕子、坂本龍一、向谷実などなど枚挙に遑がないほど。

 

大学では千葉YAMAHAでPOPCON地方大会の審査員もしていたことから、POPバンドに誘われ、TV番組やCM、映画などの音楽を制作。勤め人になるも、昔から行っていた多重録音をDTP、DAWに変え、曲つくりの傍ら、15年ほど前から10年はプロボーカリストを擁した同窓会POPバンドを引率。並行してアコースティック系バンドを経て2015年頃から、本格的にピアノを弾いて唄うようになり今に至る。

 

こだわりたいことは最近見えてきた。歌がとても深いものだと気がついたこともその一つ。メロディと詩の駆け引きはとんでもなくスリリング。表現するための声のエクササイズはこんなにも楽しい理論体系。そしてピアノだから出来ること、ピアノにしか出来ないことを考えること。今の世界を豊かにすることは、この先の地平線を見たいと思うことと似ている。流行は追っても追いつけないもの。ならば自分が良いと感じたことをパフォーマンスし続けることで歴史が戻ってくる。このサイクルの実践を続けたい。

 

何と言っても生ピアノの音が好きなので、今のスリーピースバンドの形態を変えずにどこまでバリエーションが出来るか、出来る限りの音楽スタイルを試して、どんな傾向の曲をどう演奏すれば、自分たちのスタイルにぴったり来るか答えを見つけたい。

 

これから目指していきたいのは独自のバランスが取れた音の美しさの追求。演奏力も歌唱力もそれぞれのバランスが大切、バンドならば全体のバランスも重要。というわけで元気おじさんのピアノ弾き語り、えいとまん倶楽部を今後とも宜しくお願いいたします(^^

bottom of page